ある個人投資家の記録

時事ネタや身近に起こった出来事などについて書きつづるブログ

糖質制限批判について調べると、脱力感、眠気が取れなくなる、集中力が低下する、だから糖質制限は良くないという意見があります。糖質制限で低血糖症や冷え性が悪化したという体験談もあります。
しかし、これらの症状は、糖質とは関係ないのではないかと思うのです。

人間のエネルギー産生機構には、大きく分けると、「解糖系」と「ミトコンドリア系」の2つがあります。そして、ミトコンドリア系の働きが悪いと、糖質をしっかり食べようが食べまいが、エネルギー不足となって上述の症状が出ます。

糖質制限で、大豆食品をたくさん食べるようにしている人もいると思います。大豆食品には、ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸が多く含まれています。また、大豆のタンパク質は、鉄分の吸収を阻害すると言われています。
そのため、大豆食品をたくさん食べると、ミネラルが不足してミトコンドリアの働きが悪くなり、上述の症状が出るのではないかと思われます。

糖質制限で、お肉が主食ともいうべき食事をしていると、上述の症状は出ず、太ることもないようです。しかし、ミトコンドリア系がしっかり働いているなら、ミトコンドリア系はエネルギー効率が高いので、太ってもおかしくありません。お肉が主食で太らないのは、高たんぱく食に伴って肝臓や腎臓の負担が増える。腸内の悪玉菌の大好物である動物性の食品をたくさん食べることで、良からぬ物質がたくさん作られ、これらの処理のために、肝臓や腎臓の負担が増える。このような理由でエネルギーの消費量が増えたからではないかと思うのです。

というわけで、糖質制限は、短期的には健康と関係ないと考えています。

糖質制限ダイエットの理屈に疑問があったのですが、その答えが見えてきたような気がするので、書いてみます。

糖質を体内で合成するのに必要なエネルギーは、脂質を使って作ります。そのため、糖質制限をすると、常に脂肪を消費することになるので痩せられると言われています。この際、脂質は完全燃焼させず、燃え残りを使ってケトン体を作ります。ケトン体もエネルギー源として使われます。
糖質制限をすると、血中のケトン体濃度が大きく上昇し、尿にケトン体が出てくるようになります。しかし、糖質制限を続けていると、尿にケトン体が出てこなくなるようです。この理由は、体がケトン体を使うのに慣れるためだと言われています。血中のケトン体濃度も、糖質制限をしていない人よりは高いですが、ある程度落ち着いてくるようです。

私が思うに、糖新生(体内における糖質の合成)とは、脂質の持つエネルギーを糖質とケトン体に置き換えるだけのことではないのだろうか?そうであるなら、なぜ痩せられるのだろうか?
摂取カロリーが同じであっても、糖質制限ダイエットなら痩せられるのはなぜなのだろうか?

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年の森美智代さんは、究極の糖質制限とも言える食事を長く続けているにもかかわらず、尿中にケトン体がたくさん出ているのだそうです。
ケトン体はエネルギー源として消費されるので、尿中に出てこなくなるのが当たり前であるかのような意見がありますが、そうではない人もいるということです。

糖質制限をしていて尿にケトン体が出てこない人は、ケトン体をエネルギー源として消費しているということでしょう。そして、痩せられるということは、エネルギーの消費量が増えているということでしょう。
糖質制限でエネルギーの消費量が増えるのはなぜなのでしょうか?

糖質制限をすると、血液検査でBUN(尿素窒素)の値が少々悪くなる傾向があるようです。これは、高たんぱく食に伴う現象だそうです。
肉や卵、チーズ、魚などをたくさん食べれば、腸内の悪玉菌が良からぬ物質をたくさん作ることになるでしょうから、これを処理するため、腎臓や肝臓のエネルギー消費が増えるのではないでしょうか。これも、BUNの値が悪くなる理由ではないでしょうか。

糖質制限ダイエットの効果で痩せるのは、良くないことなのではないかという気がしますが・・・・。

ほとんど食べずに生きる人(2008年10月、柴田年彦・著 、安保徹・監修)

この本は、柴田年彦さんが行った超少食によるダイエットの記録です。
超少食を始めると、体に力が入らない、眠気、冷え、物忘れ、声が出ない、瞬間的な判断ができない、尾てい骨部分の皮膚がうろこ状になる、などの症状が出る。しかし、5ヵ月目あたりから体調がどんどん良くなり、二重丸の健康を得られたようです。体重は、徐々に減っていくが、最終的には、1日500キロカロリーで体重を維持できるようになったとのこと。

人間は、大きく分けると、「解糖系」と「ミトコンドリア系」という2つのエネルギー産生機構を持っています。超少食をし始めてしばらくの間は、さまざまな症状が出たわけですが、これは、ミトコンドリア系の働きが悪くなっているからだと思われます。ミトコンドリアは、空腹時によく増えると言われています。超少食によってミトコンドリアが増えることで、超健康体ともいうべき状態になったのだと思われます。

その時々の代表的な食事の内容が載せてあるのですが、それを見ると、1日に1食は大豆食品のない食事をしていて、大豆食品を食べない日もあるようです。これがポイントではないか、と。
というのも、私の場合、少食にすると、どこまでも体重が減り続けます。これは、ミトコンドリア系が発達できていないからではないかと思うのです。
大豆食品は、ミネラルの吸収を妨げるフィチン酸を多く含みます。また、大豆のタンパク質は、鉄分の吸収を妨げると言われています。(乳製品のタンパク質も、鉄分の吸収を妨げるようです。)
毎食、大豆食品を食べていたら、ミトコンドリア系をしっかり働かせるために必要なミネラル――特に鉄分――を確保できないのではないかと思うのです。

ミトコンドリア系をしっかり働かせるのに必要なミネラルを摂取・吸収しつつ、徐々に食事量を減らしていけば、不快な症状を経験することなく、ミトコンドリア系を発達させることができるのではないか、と。
試してみたいけれど、買いだめした大豆がまだあるので、しばらくはできそうにありません。

「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年

森美智代さんは、子どものころはやせの大食いで、たくさん食べても太らなかったそうです。そして、21歳の時に、脊髄小脳変性症という難病が発症し、断食や超少食により克服されるわけですが、当初は、断食・超少食を実施すると体重が予想以上に減り、それなりの量を食べてもなかなか戻らなかったそうです。しかし、続けるうちに体重は増えるようになり、そのため食事量を減らしていき、遂には1日に青汁1杯とサプリメント(スピレン、エビオス錠、ビタミンC)だけとなります。サプリメントに関しては、夜に少し目が見えにくいことがあって、甲田医師に相談したところ、処方されたようです。

断食をすると予想以上に体重が減り、それなりの量を食べてもなかなか戻らなかったのは、ミトコンドリア系のエネルギー産生機能が弱っていたからではないでしょうか。ミトコンドリアは、空腹時に増えると言われています。断食や少食により、ミトコンドリア系のエネルギー産生機能が向上したため、超少食でも体重が増えるようになったのではないだろうか。
他の可能性としては、詳しくは書かれていませんが、体重がなかなか戻らなかった時の食事には豆腐が含まれていて、体重が増えやすくなって以降の食事には大豆食品がありません。大豆に含まれるフィチン酸、および大豆のタンパク質は、ミネラル――特に、亜鉛や鉄など、ミトコンドリア系のエネルギー産生に重要な役割を果たすミネラル――の吸収を阻害するようですので、大豆食品の有無も関係しているのかもしれません。

『十七日間の本断食を行いました。このときは汗をかく季節だったので、水と柿の葉茶のほかに、一日六~九gの食塩をとるように指示されて摂取しました。そのおかげか体重減少は少なく、十七日間も摂取エネルギーがゼロだったのに、たった一kg減でした。』

ミトコンドリア系のエネルギー産生機能が向上して以降も、断食を行うとそれなりに体重は減少していたようですので、上記の現象は興味深い。私は経験から、ミトコンドリア系のエネルギー産生機能をしっかり働かせるためには、ミネラルが重要だと考えているのですが、それを裏付けるような現象ではないでしょうか。

草食動物は大量に食べているのに太らないが、森美智代さんは、少量の野菜で太ってしまう。森美智代さんのような人がダイエットをするにはどうすればいいのだろうか?
人間も草食動物も、体内の微生物(腸内細菌など)が食物繊維から生み出す短鎖脂肪酸をエネルギー源として使っている。短鎖脂肪酸には、脂肪細胞が糖質や脂質を取り込むのを抑える働きがある。つまり、太りにくくする作用があるということだ。草食動物が太らないのは、一日の大半を食べて過ごすことで、短鎖脂肪酸が常に供給されているからではないだろうか。森美智代さんの場合、体重の増加を抑えるために、食事の回数を変えずに量を減らしたり、食事の回数を減らすなどするから、短鎖脂肪酸の供給が少ない時間が長くなり、そのために太りやすくなっているのではないだろうか。食事の量は変えずに――むしろ増やすくらいでもいいのではないかと思うが――食事の回数を増やせば、短鎖脂肪酸が常に供給され、太りにくくなるのではないだろうか。食事の回数を増やして、たくさん食べられるようになれば、サプリメントは不要になるのではないかと思うけれど、余計なお世話でしょうね。
他に考えられるのは、筋肉量の違いでしょうか。

また、草食動物はミネラル補給のために、岩塩をなめたり土を食べたりするそうですので、慢性的にミネラル不足の状態なのかもしれません。そのため、脂肪を完全燃焼させられず、まだエネルギーが残った状態で排泄することになり、脂肪を浪費しているのかもしれません。私自身がこのような状態にあるのではないかと思っているところです。

食事をした数時間後に、力が抜けたり、集中できなくなったりすることがあり、原因はミネラル不足だと考え、ミネラルの豊富な塩(海の精粟国の塩)をしっかり摂取しておくと、このような症状が起きにくくなるということは、今までに何度か書いてきた。
その後、生活習慣――主に食事――と体調について、いろいろと試したり、考察していて、上述の症状は低血糖症ではないかと考えるようになった。

低血糖についてネット検索すると、糖尿病との関連ばかりで、糖尿病以外の情報がない。私は糖尿病ではないが、だからこそ、根本的な原因と対処法について思うことがある。

食事由来の糖質がなくなると、蓄えていた糖質を放出したり、主に肝臓で糖質を合成することになる(糖新生)。
糖新生に必要なエネルギーは、脂肪を使って作られる。脂肪をエネルギーとして使う過程では、多くのミネラルや酵素が関係している。ミネラルは、酵素の構成要素として、あるいは、酵素の活性化にかかわっている。
そのため、ミネラルが不足していると、糖質の合成に支障が出て、低血糖になるのではないかと考えます。

私の経験上、低血糖を起こさないために最も効果的なことは、ピーナツバターをしっかり食べておくことです。私は、食事前にピーナツバターを食べるようにしています。(実験のために食べないこともあります。)
他に食事で気を付けることは、大豆食品を食べ過ぎないことです。大豆には、ミネラルの吸収を阻害する成分(フィチン酸)が含まれています。大豆以外にも同様の成分を含む食材はあるのですが、私の経験上、大豆が最も強力なように思われます。一日に一食は、大豆食品を含まない食事にすべきではないかと考えています。発酵食品(納豆、味噌、醤油など)は大丈夫だとする意見がありますが、私は疑問に思っています。

私は、いろいろと試していることもあり、外出先で低血糖と思われる症状に見舞われることがあります。そのため、外出するときは、塩飴をポケットに入れておくようにしています。

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