ベジタリアンの健康探求ブログ

ベジタリアンが健康を求めて奮闘しています。

2017年07月

某掲示板サイトのフルータリアンスレで、フルータリアン(フルーツしか食べない人)になってから寒さに弱くなったという書き込みがあります。私自身は、ベジタリアンになる前から冷え性でしたが。

冷え性についての考察&経験を書いてみます。

冷え性の原因は、あくまでも私の場合ですが、エネルギー不足だと思われます。エネルギー不足であって、燃料不足ではないことに注意。

人体には、エネルギーを作る仕組みが、大きく分けると二つあります。「解糖系」と「ミトコンドリア系」です。どちらも大事ですが、ミトコンドリア系の働きが悪いと、寒さに弱くなり、冷え性となってしまうと思われます。
ベジタリアン・フルータリアンで、ミトコンドリア系の働きが悪いのは、ミネラル不足――特に、鉄・亜鉛の不足――が原因だと思われます。

大豆食品をたくさん食べているベジタリアンは少なくないと思います。大豆食品には、ミネラルの吸収を阻害するフィチン酸が多く含まれています。また、大豆たんぱくは、鉄分の吸収を阻害すると言われています。大豆食品によるミネラルの吸収阻害効果は、ミネラルの中でも、ミトコンドリア系に関係しているものに強く影響するようです。
また、作物の栽培において、動物性肥料(牛糞や鶏糞など)、農薬、殺虫剤、除草剤、化学肥料は、土中の有用な微生物を減らしてしまうと思われます。植物がミネラルを吸収するのを助ける微生物が減ると、ここでも、ミトコンドリア系と関係が深いミネラルが特に影響を受けているように思われます。
私は実体験から、動物性肥料の影響が相当大きいのではないかと考えています。

同じ作物でも、産地が違えば、鉄や亜鉛の含有量に大きな差が出ます。栽培方法の違いが原因ではないでしょうか。

モラセス(廃糖蜜)小麦胚芽ピーナツバターなど、鉄分や亜鉛を多く含んでいる食品をしっかり食べるようにすると、私の場合は、冷えが改善します。他には――私は試したことはありませんが――ビール酵母も良さそうです。ビール酵母は、原材料に、なぜか大豆が含まれていることがあるので、注意が必要です。ピーナッツバターについてですが、原材料がピーナッツと塩だけというのが理想的です。

自分はカリウムの取りすぎではないかと考えていて気付いたのだが、農作物の含有ミネラル量は、イオン化傾向に沿っているのではないか、と。イオン化傾向の大きい金属、つまり、溶けやすい金属ほど、植物における含有量が大きくなっているように思われる。当たり前と言えば当たり前の話である。

ここで、「溶ける」という表現が、科学的には正しくないかもしれないが、ご容赦いただきたい。

植物は根から酸を出してミネラルを溶かし、吸収している。また、作物に含まれるミネラルが少ないからといって、ミネラルを耕し込んでも、植物は思うようにミネラルを吸収しないという記事を読んだことがある。

私が思うに、土中と人体内におけるミネラルの吸収に関して、よく似た機序が働いているのではないだろうか。人間において、ミネラルの吸収率は低いが、腸内の善玉菌が作る有機酸でミネラルを溶かすことで、吸収率を上げている。悪玉菌が増えれば、ミネラルの吸収率は下がる。
同じことが、土中および植物にも起きているのではないだろうか。そして、この影響を受けやすいのが、イオン化傾向の小さい金属(ミネラル)である亜鉛、クロム、鉄、コバルト、銅などではないだろうか。
動物性肥料を施肥すると、土中の悪玉菌が増えて、植物はイオン化傾向の小さいミネラルを吸収できなくなるのではないだろうか。

以前は、家畜の糞にフィチン酸が多く含まれていて、これを堆肥として使うと、植物がミネラルを吸収するのを妨げるのではないかと考えていたが、微生物(善玉菌・悪玉菌)説の方が、有力な気がしている。

収量は減るかもしれないが、健康のことを考えれば、農作物は自然栽培で育てるべきなのではないだろうか。

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